2009年12月2日

誰もあたくしの思想なんてくぁすぇdrftgyふじこlp

ある日、美術でカッターや彫刻刀を使う授業があった。
先述のように病気系のキャラにも憧れていた自分は、チャンスだと思って、カッターでリストカットしようと思った 
まずギャーと声を出し、狂ったふいんきを演出。
そこで美術の教科書をビリビリに引き裂き、みんなの注目を集める
すかさず「誰もあたくしの思想なんてくぁすぇdrftgyふじこlp」
とか林檎の歌詞か何かから適当に引用したセリフを適当に叫び、その場のカッターで腕を切った。
当然、本当に切るのは怖かったので傷はほとんどつかず、血も出なかった
何人か真面目な生徒は「大丈夫」とか言ってくれたので、成功だと思っていたが、
そのすぐ直後にあるクラスメイトに
「それかっこいいと思ってやってるんでしょ?キモいし周りに迷惑かかるだけだからやめてよ」
と言われた。完全に図星だった。それでキモいとやっと気づいた。
そして上記の行動はすぐやめたが、しばらくその事件は男子の間で語り継がれた。

竜王ヴァルヴァトロス

この時期になると思い出す。忘れもしない高校三年の夏。
文化祭の企画審査で、出店数に限りがある食堂に落ちたうちのクラスは、
第二希望を何にするかで揉めに揉めていた。

お化け屋敷も出店数に限りがあり、もう他クラスに決まっているし、
ゲーム系も昨年失敗したので却下。
結局、なぜか「劇」をやることになった。
食堂が落ちた時点で既にモチベが底辺にまで落ちていたDQNたちは無論ヤル気なし。
他のクラスメイトたちもあまり乗り気ではないようだった。
しかし、このとき俺は心の中で神に感謝していた。
ようやく俺の能力を発揮する機会が得られたことを。

ホームルーム委員の口から「で、脚本なんだけど」の一言が漏れた瞬間、
一番前の席に座るおれの右腕はまるで、
誕生したばかりのブッダのそれのように真っ直ぐと天に向かって伸びていた。
過去に戻れるなら全力でへし折ってやりたい。
「○○、キメぇwwwなんだよ?」とDQNたちから声が上がるが、俺はひるまず(内心ビビりまくり)、HR委員に言った。

「俺やってもいいけど」

ざわめく教室。戸惑うHR委員。微笑む俺。
担任の「他にいないんだったらいいんじゃない?」の一言で、「脚本:俺」が(仕方なく)決定した。
「つーか、糞みたいなのだったらボコすからwww」の声を背中に受けながら、俺は勝利を確信していた。



三年の夏休みの三分の一を潰して俺は脚本を書き上げた。
タイトルは「終わらない物語」 終われ。つーか、始まるな。
ファンタジーなパラレルワールドに迷い込んだ普通の高校生男子が、
現実世界に戻るために異世界を冒険し、なんだかんだでお姫様を助けて、
元の世界に戻ってくるんだけど、現実世界のクラスメイト♀が実は
例のお姫様の異世界同一体で、パラレルの影響で主人公を好きになってました、
みたいな全く意味の分からない壮大なアドベンチャー。
さらに痛いことに、主人公は自分、お姫様はクラスの好きな女子が演じる想定。
しかも、コピー用紙両面刷りで20枚弱(これでも削った)。馬鹿か。

だが、俺は達成感に満ち溢れていた。
「○○、お前スゲェな。今まで馬鹿にして悪かった」「○○君、才能あるよ!」
クラスメイトたちの賛辞が頭の中に湧き上がる。
実際、そのときは自分がプロ並みの腕を持っていると思っていた。死ねばいいのに。

そして、休みが明けて最初のホームルーム。
HR委員に渡しておいた台本が全員分印刷され、配られる。
今思えばHR委員、苦笑いしてた気もするけど、もうどうでもいい。
序盤から爆笑の嵐。失笑の渦。
「あれ?コメディ要素は少なめにしたはずだけど?」などと思い、戸惑う俺。



「呪文ウケるwwwこんな長い台詞覚えられねーwwww」
「竜王ヴァルヴァトロスwwwww竜王ヴァルヴァトロスwwwww」
「キモい」
教室のゴミ箱はすぐいっぱいになった。
あの子も本気でキモがって、捨ててた。
俺は泣いた。
休み時間、今までにないくらい激しくボコられた。
涙すら出なかった。
ちなみに、文化祭当日、うちのクラスは休憩所になった。

黒猫の集い

昨夜中学生のいとこ(女の子)からメールが来た。

題名・黒猫の集い
今宵も集う 月の下に しなやかな体を
月光の下に寄せて 黄金の目を輝かせ
今宵も踊ろう 黒猫のワルツ 僕には闇色の体がある
夜に溶けこむ真の闇 星のない夜は
金の瞳を空にかけよう 友達はいらない 
僕たち黒猫はいつも独りさ さぁワルツを踊ろう 
今宵月の下で

…実際はもっと長いけどこんな感じでした。
どうしよう

世界が私を愛してくれていますから、寂しくないです・・・

クールなキャラクターを装おうとしてた

雨の日の教室の窓に手の平を当ててキュキューっと下にずらしながら
「空が泣いてるね・・・なにか、悲しいことがあったのかな・・・・」
と窓際に座っている女子グループに語りかけたり、
読めもしない英訳ゴシップ誌を教室で読んで
「・・・ぷっ、ふふふ、ぶふぅ・・・くっくっく・・なるほどね・・」って徴笑したり、
雨の日の放課後、屋上に登って尾崎の「十七才の地図」や「愛の消えた街」
や「傷つけた人々へ」歌ってみたり、授業中窓の外ばかりを見て黄昏ていたりした
雨の日限定じゃつまらないから晴れた日にも実践していたら、
担任に視聴覚室に呼ばれて「学校楽しくないか?クラスのやつからイジメにあっているのか?」と言われた
何時でも自己のスタンスを崩さないと心がけていた俺は、回答もクールに
「世界が私を愛してくれていますから、寂しくないです・・・」って

親呼ばれた

2009年12月1日

野生児

黒歴史真っ盛りの厨房時代
ちょっと野生児っぽいスタイルがカッコいいと思っていた
常に両手を地面につけて4足歩行
飯を食うときは箸を使わず両手で口に詰め込み 声をかけられたら首をかしげて「がう?」と返事
最初は意識していたが、慣れてくるとそれが当たり前になり、家でも行うようになった
ある日、4足歩行で学校へ行く途中、幼稚園くらいの親子とすれ違った
「お母さん、変な人がいる」 「そういうこと言わないの! あなたみたいに体が不自由じゃない人ばかりじゃないんだからね」
それを聞いて、今までの俺の行動はどう見ても障害者だったことにようやく気づいた
その日から通常の人間に戻ったら、クラスメイトから予想外の攻撃を受けた
「あいつ2本足になってるwwww」 「箸使えたのかよwwwww進化してるしwwwwww」

それから1週間くらい学校を休み、俺は転校した

世界でも最大にして最強の術師たちが集まる、この京都だ

前に、仲間と共に電車の中とか、色々な公共施設の人が集まるところをわざとチョイスして中二設定垂れてた
その中でも特に、新幹線の中でやったあれは忘れもしない
俺「(友達と向かい同士に座りながら駅弁を食いつつ)おい、もうすぐ着くぞ」
友達「ああ、世界でも最大にして最強の術師たちが集まる、この京都だ。どこから仕掛ける?」
俺「とりあえず○○寺の守護を打ち崩し。その上で結界を破り潜入しよう」
友達「一体なんだって俺達が呼ばれたんだ?」
俺「京は世界屈指の霊脈宿りし往々の街(※魔界※←と脳内で変換していた)恐らくあちらとの均衡が崩れかけているんだろう」
俺「そして京は日本一の伝統を誇る街だ。反面、あまり知られてはいないが、その時代背景の裏には沢山の人間と物の怪たちの戦や殺し合いが繰り広げられ、 それは今でも続いている、京自体が忌むべき土地であり、人間、妖怪、問わず沢山の血を吸った地でもある」
俺「京は一般的に知られている、源氏物語に出てくるような美しい物ばかりの街ではない。 当時の守護人はそれぞれがそれぞれの持ち場を守りながら、時折月を見上げては詩を読んだ事だろう」
友達「確かに、俺達が京都に呼ばれるなんてただ事ではない。これはもしかするともしかするぞ。腕は鈍ってないか?」
などの色々なやり取りをしていて、駅についてホームを歩いていると誰かが通報したのか、俺達は急遽警官に取り押さえられた。

私は鬼・・・誰も近づかないで・・・

小学六年生の夏、私は鬼だった
放課後までは普通に生活するんだが 放課後になると
「私は鬼・・・誰も近づかないで・・・(これ重要文句)」
と呟き平仮名で名前の書かれた刃物を持ってクラスメイトを追い掛け回す。
走り方もただ追いまわすのじゃなくて机にとびのったり「きひゃああああ!!!」とかいう叫び声をあげながら。
しかも設定は「鬼になんかなりたくないの!でも、でも私鬼になっちゃうの!」みたいな感じだったので
「ごめんなさい!こんなことしたくないの!きひゃあああああ!!!!」とかいいながら追いまわしていた。
それから刃物持込禁止という校則ができてはさみを持ち込めなくなった。
少し「鬼」の出現度を抑えたものの「鬼」やり続けた私はある日の帰りの会。
「○○さん、ちょっと立ちなさい」と立たされる私。
「貴方、はさみ持ってきてるそうね?何でなの? 」
立ったままおろおろする私に「鬼なんだろーwww」とはやし立てる周りのクラスメイト。
クラスメイトの爆笑とそれに怒る先生の声に耐え切れなかった私はトイレに駆けこんだ。

小学六年生の冬、私は「トイレの花子さん」になった。